親育て

親になる前から出来の悪い親の記録。

態度の悪い看護婦

そのAクリニックは、院長先生はとっても優しく穏やかでよかったのですが、一人、めちゃくちゃ態度の悪い看護婦がいました。

 

もう具体的な出来事は忘れてしまったのですが、初めてその看護婦と接したときに、とても嫌な思いをしました。

 

「患者をストレスのはけ口にしやがって」

 

と思い、初対面で覚えてしまいました。

 

今でこそもう歳をとって穏やかになれた(つもりの)あたしですが、当時はまだ30代で幼稚だった頃。嫌な思いをさせられた人にはすぐ恨みを抱く性格でした。

 

そして2回目の接触

確か自己注射を何本か渡される場で、部屋にはあたしとその看護婦の2人きりでした。

 

相変わらず、非常に態度の悪い看護婦。そして説明を聞くなかで、あたしとお医者さんの間で意思疎通ができておらず、次回の通院日の変更をしなくてはならないと判明しました。

 

すると看護婦は、「はあ~っ!!」とでかい溜息をつき、「そういうことは、ちゃんと先生と話して決めてくださらないと困るんですよね。今から私が先生に聞きに行って変更しなくちゃいけないので、かなりの手間になるんですよね」と言われました。

 

(当時の)あたしは、普通にしていたら、気が弱く大人しく見えていたみたいです。相手とあまり目を合わせないし。

 

でも嫌な思いをさせられた人には、必ずやり返す気性の荒さを有していました。

 

「そうは言っても、これこれこうで、意思疎通ができない状況だったんですけど、じゃあどうすればよかったんですかね?」

 

と聞いて、まっすぐ目を見てやりました。

 

看護婦は面食らって、その後はいつもの意地悪な物言いではなくなったのですが、それまでの従順そうな態度と打って変わって、看護婦の説明に対してほとんど相槌を返さず無表情でいたら、何度もどもっていました。

 

その後、その看護婦と接触することはありませんでした。

避けられたのかな。

 

不妊治療だなんてただでさえ気力が沈みやすい場で、「助けてほしい」とすがる思いでやってくる女性に対し、立場に乗じて意地悪するなんて、ふざけるんじゃねえ!

 

と思ったら、黙ってられませんでした…。



 

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