団体Cの面談(2)
このときあたしが回答した内容を見てご不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、出来の悪いあたしの成長記録として、あえて正直に記載させていただきます。
「さすがに寝たきりの子とかは困ります。私たちは養育をしたいのであって、介護をしたいわけではないので」
「いずれ日本の社会に役立てるような人間を育てたい」
「せめて一人目は日本人がいいかな」
「そりゃ妊婦健診を受けていた母親が生んだ子の方がいいですけど、そこはしょうがないので」
etc・・・
ううう、文字に起こすとかなりキツい印象がありますね・・・。
実際はもっと柔らかい言い方で、「・・・と思うのが正直なところなんですけど、団体さん的にはどうですか? やはりこういう考えを持っているようじゃ、団体さんとしては厳しいでしょうか?」と、質問に質問で返す話し方をしていました。
それに対しスタッフさんは、
「いえ、現実的にも、重度の障害を持った養子は裁判所から認められないのでね、うちとしても斡旋はしませんのでね」
「一番困るのは、面接では"大丈夫です!"と言ったのに、実際に斡旋すると断ったり、引き受けても夫婦仲が悪化して養育困難になったりすることですから、初めから正直に言っていただいた方がこちらも助かりますから」
という、受容的な反応をしてくださいました。